価値観が逆の世界を知る‐カナダ留学 — 国際交渉の現場から (4)

気がつけば20年余 – 第4回

価値観が逆の世界を知る‐カナダ留学、トロント大学、1982年9月から1984年6月

カナダ留学は、私の人生で最初の大きな転機でした。この経験が無かったら、今わたしはここにいなかったと思います。

貯金をはたいて、足りない分は両親に借金し、奨学金だけでは不足する分の学費と生活費を作り、安い飛行機の切符を買い、カナダに向かいました。ニューヨーク経由でした。留学試験に落ちて気落ちする私を励まして下さった、元上司のKさんが、NTTニューヨークオフィスに転勤されておられたのです。

ニューヨークの空港には夜遅く着きましたが、 NTT オフィスのMさんが空港に迎えに来て下さっていました。日が暮れてからのニューヨークの空港が、どんなに用心を要する場所かなど、全く知らなかった、無知な私でした。

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