第89回 日本で暮らすスリランカ生まれの私の気づいたこと 2024年11月24日
インスピレーショントークは、チャールカー ウィーララトナさん、日本語講師、です。
キーワード:スリランカ、日本、日本語、カルチャーショック、言葉の壁を越える
チャールカーさんは、スリランカの方ですが、今では日本に住まれて、日本語を教えていらっしゃいます。外国の方が、日本で、日本語を教えるとは!
これはなかなか無い体験では無いだろうかと思い、地球市民塾にお招きして、お話しをいろいろ伺おうと思いました。
- スリランカで、日本語を学ぶって大変ではなかったでしょうか?文字も文法も違うし、第一、学ぶ動機がなかなか持続しないのではないかと思うのです。日々の生活の中で日本語を使う機会はほとんどないでしょうから。チャールカーさんは、そこをどうやって乗り切ってこられましたか?
- スリランカでは、どのような方々が、どんな理由で日本語を学んでおられるのですか?
- チャールカーさんは、大人になってから日本に移り住まれたんですね。どんなことに驚かれましたか?
☆ チャールカー ウィーララトナさんの御略歴
スリランカ出身で中学生の頃から講師を目指し、17歳の時にドラマ「おしん」に感銘を受け高校で日本語を学び始めました。2016年からケラニヤ国立大学で日本語を専攻し、在学中には日本語教師としてアルバイトも経験。2020年に同大学を卒業後、ラジャラタ国立大学で日本語非常勤講師として勤務を開始し、言語学の修士課程も修了。さらに、2年半にわたり日本人にシンハラ語を教えるなど、多彩な年齢層の指導経験を積んできました。
2022年にスリランカ人のパートナーと結婚し、2023年に日本に移住。日本でヨーロッパやアジアでのカルチャーショックを経験しながら、
【みんな違ってみんな綺麗】
というモットーを大切に、日本と世界をつなぐ架け橋として活動中。
まだ、毎日色々なことを勉強しながら柔軟な思考と多様な視点で、外国人と日本人の間の言葉の壁を越える交流を支援しています。