第88回 海外で日本の伝統を伝える!書道を世界に広める挑戦と、その裏話 2024年10月26日
インスピレーショントークは、ルエゲール 博子さん、書道アーティスト、スイス在住、です。
キーワード:書道、スイス、ヨーロッパの生徒たち、異文化体験
ルエゲール 博子さんは、日本で約20年の長きに亘って書道を収められた後、御結婚を機に、スイスに移られました。生活の変化のため一時は書道活動を離れた後、2018年から、今度はスイスで書道活動を開始されました。
スイスにも日本人が住むとはいえ、まだまだ目立たない存在だろうと想像されます。他方、せっかくの機会ですから、ヨーロッパの方々に書道に親しんで頂くチャンスとも言えます。
博子さんは、展示会や書道を教える御経験を通じ、文字も違えば、筆の持ち方さえ知らないヨーロッパの人々がどのように書道を受け止めるか、多くをご覧になっていらっしゃいました。
- ヨーロッパではどんな人々が書道に興味を持つのでしょうか?
- 書道は、ヨーロッパの人々にとっては、縁の薄い経験だと思います。日本の方と比べ、教え方に苦心するのはどんなところですか?
- 逆に、日本では経験しなかった新鮮なご体験とはどういうものでしょうか?
- 博子先生は、日本とヨーロッパとの文化の違いを、書道を通してどうやって乗り越えて繰られたんでしょうか?
他にもいろいろなことを沢山伺いましょう!
ルエゲール 博子さんからのメッセージ
「普段日本人の方の前で書道についてあまりお話をする機会がなかったので、とても貴重な機会を頂きました✨
海外で日本の伝統を伝えること、書道を世界に広める挑戦や日本で書道を教える時と海外で教える時の違い などについてお話しできたらと思います。
ご興味ある方は、是非ご参加くださいませ🙏」
☆ルエゲール 博子さんの御略歴
1986年から約20年間、水原章達先生に師事。1997年書道コンクールで文部科学大臣賞受賞。2000年水原先生から雅号【青翠】と書道教授資格、書道教室の看板を授かる。その後2008年から2018年まで書道から離れる。この間、妊娠と出産、子育てに専念。2018年夏ごろから少しづつ書道再開。同年秋、書道活動を本格的に開始する。現在、作品制作や個展、イベント出演、ワークショップ、企業からの依頼、スイス現地校でのアトリエ、書道教室を主宰しています。