初めての国際会議で学んだ言葉より大切なこと
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【国際会議で一目置かれる日本人とは?】
ジュネーブの 国際電気通信連合 (ITU) は私が初めて参加した国際会議の場所でした。国際会議1年生の私です。訳がわからなくて、無我夢中でドタバタしていました。
その時に日本代表団の中にOさんという方がおられて、私の参加した会議の副議長を務めておられました。
国際会議では、色々な国の人々がそれぞれの利害を代弁してルールにのっとりながらも、時にはかなりキツイ議論もします。
その中で、Oさんの周りには、いつも静かな空気が流れていました。
Oさんの英語は決して流暢ではありません。ゆっくり、一語一語、訥々と聞こえるぐらいのテンポで話されます。
お声も会議場の中では静かな方だし、口調はソフトです。
なのに、Oさんが発言されるとき、会議場がしーーんとなるのです。
さっきまで大声で発言していた人たちが一心にOさんの発言に耳を澄まします。
Oさんの発言には、聞くべき中身があり,訥々とした話し方なのに無駄な言葉は無いのです。
そういうOさんを壇上の議長席に見上げながら、私は学びました。
言葉じゃない、誠実さに裏打ちされた発言の中身が大事なんだと。
世界と関わってきた人たちと話そうシリーズ、第二回目のテーマは国際会議です。
8月24日 木曜日 日本 20:00 – 21:30 /
マレーシア19:00 – 20:30 / スイス 13:00 – 14:30
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グローバルビジネスの会議はすべて国際会議みたいなものです。違う国の人々が二つ以上参加すれば、それはもう国際会議です。
そういう場所で、どうやって仕事を進めていくの?
利害対立はどうやって乗り越えて行くの?
そういう場所で仕事をする日本人にはどんなことが必要なの?
ゲストの津川 清一さん (写真は会議場の津川さん)からこういう世界で粘り強く話し合い、合意を取り付けていく方法を学んでみませんか。
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