日本がボクを苦しみの底から立ち上がらせたースイスのある青年 (2)
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【あなたは自分の言葉で自分の考えを語っていますか?】
「マンガが大好き」という自分に気がついた時、どん底の苦しみから立ち上がる力を得たスイスの青年ラユンさん。彼と一問一答しました。テーマは日本。
日本のサブカルチャーが面白い、でも本音と建て前のあるところが嫌い。
ではその日本人の心の壁をラユンさんはどうやって乗り越えているんでしょう?
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栗崎 日本の面白さは何ですか?
ラユンさん サブカルチャーの多様なところです。都会と田舎、京都と秋葉原、伝統もポップカルチャーもあります。そういう対比が面白いと思います。
栗崎 では、日本の嫌いなところは何でしょう?
ラユンさん 一つは、本音と建て前があることです。それは日本人の自己防衛なんでしょうけれど。僕は日本語を話すから日本人の内心がわかります。
僕は、建前の答えを貰うのでなく、人と本音で話したいと思うので、会話の中で、「あなたはどう考えますか?」という問いかけを始めた。僕に自分の言葉で、自分の考えを語って欲しいと思って。
僕は日本人じゃないから、僕に何を言ってもそれを誰かに喋る危険がありません。そうやって、自分がイニシアチブをとって、信頼関係を育てて行きたいと思います。
二つめは、サービス業の人達が、まるでお客様の奴隷に見えてしまうところです。両者の立場が対等ではないのです。そういう精神は、スイス人には理解が難しいことです。
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ラユンさんは日本をよく見ている。
あなたは自分の言葉で自分の考えを語っていますか?
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