第1回 2017年7月15日

この平たい顔さえ自分の個性と気付いた日 その1

インスピレーショントーク 栗崎 由子、地球市民塾主宰
聴き手 田原 真人、ズーム革命の旗手
プロデユーサ 合瀬 道子

まずインスピレーショントークで、私、栗崎由子が28年間の欧州人生を通して学んだこと、気付いたこと、そして外国で日本人がその良さを生かしながら仕事を進めていく、もっと言えば異文化の中で生きていくとはどういうことかをお話ししました。

会話の中で、ヨーロッパでは自分の意見をハッキリ言うことが必須、意見を言わない人間はそこにいないのと同じというコミュニケーションのあり方と、日本のそれが比べられました。日本では自分の意見を言いにくい、目立つ子供がさげすまれるが、国際社会で生きていく未来の市民を育てるのにこれでいいのかという問題意識も出されました。そうして、個を大切にする教育や、教員のあり方、今後の英語教育の目指すべき事は何かという課題が出されました。

地球市民塾 YKショット 2017-07
栗崎由子

この平たい顔さえ自分の個性と気付いた日 その2

インスピレーショントーク 栗崎 由子、地球市民塾主宰
聴き手 田原 真人、ズーム革命の旗手
プロデユーサ 合瀬 道子

今回の会話は、栗崎の経験してきた欧州でのコミュニケーションのあり方から始まり、世界で仕事の出来る日本人を育てるための英語教育にテーマが遷っていきました。

その中で、国際会議経験の豊富な津川清一さん(次回第二回目のスピーカ)から、発展途上国との話し合いでは日本はうまく議長として役割を果たすことができるとのご意見が出されました。

この会話はますます内容が濃くなり、放課後まで続きました。

今英語教育を担っている御参加の方々から、日本の英語教育はコミュニケーションを重視する方向に変わろうとしていると教えて頂きました。これを進めて行くと、日本のあ・うんの世界の外で、違う文化、違う育ち方をした人々と話し合い、知り合い、そのプロセスで他の人の価値観と共に自分が言語化していなかったそれをも同時に発見できる人々を育てる方向になると思います。頼もしいことです。

私は、そういう垣根のない心を持つ人を育てる試みが、英語教育の中から出てきているところが面白いと思いました。こういう行き方が日本なりの人と心の国際化の歩みなんでしょうね。

言葉を生活や勉強の環境から切り離さざるを得ない、中学、高校生に生きた言語、人と理解しあうための手段としての言語を教えるのは、やはりご苦労があるのだとお話しを伺っていて思いました。そんな中でも、学校教育の中の英語でも、会話が出来るようになるという実践をされている方のご意見がありました。未来の日本を見据えてたゆまざる工夫を続けられる教員の方々のあちこちにおられる様子に、日本は大丈夫だと思えました。

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