第4回 2017年10月6日

Made in Japan のオペラを世界へ!ーー 30年続く活動を支えた「思い」とは?

インスピレーショントークは落合 良さん(おちあい りょう)さんでした (写真)。落合さんは結(ゆい)の会代表ですが、もとをたどると雇用機会均等法のできるはるか以前にキャリアとしてSONYに入社された、働く女性の先輩でもあります。

写真 落合さん

落合さんは日本から発信される世界に通じる文化を育てようと、仕事の傍ら30年間に亘り日本語と英語、ドイツ語など他の言語で歌えるオペラを作曲した三木稔さん(故人)を支援して来られました。

そのエネルギーは落合さんの最初の海外出張のご経験にまで遡ります。

SONYで初めて女性社員として欧米7カ国に出張した落合さん、そこで見たのは、仕事が終わった後、欧米人のビジネスパートナーたちと話す話題を持たない日本人ビジネスマンの姿でした。外国のビジネスの場では人の総合力が問われます。仕事に対する経験や知識はもちろん、家族との時間の過ごし方、彼・彼女の教養やオフタイムに行うコミュニティーでの活動まで。

これではいけない!

その強い問題意識が落合さんを三木稔さんとの出会いに繋がります。三木さんは、遣唐使、源氏物語など日本の史実や文学に題材を取った九連作のオペラを作曲してこられましたが、そのオペラには大きな特徴がありました。その曲には、日本語と外国語の歌詞が見事に乗るのです!

翻って考えると、私たちは日本の音楽を外国で、その国の言葉で語れるでしょうか?

日本発のオペラを語る落合さんの口調には今も情熱が溢れています。

何が落合さんをここまでの息長い行動に駆り立てたんでしょうか?
落合さんは、国際化の進む未来を背負う日本の若い人たちにどんな期待を抱いておられるのでしょうか?
女性の幸せは結婚して仕事を辞めて家庭に入ることにあると多くの人が信じていた時代に、落合さんは職業人としてどうやって切り抜けてこられたんでしょうか?

今回は三木先生の作品、オペラ源氏物語のビデオクリップもご覧になれます。光源氏や桐壺帝が英語で歌う舞台をご覧になりませんか?こんな機会は他にはありません。

Screen Shot オペラ源氏物語

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