自分の国を出るということについて
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【国を出るということにはそれなりの覚悟が必要です。だからこそ、何かの強制力で国を出なければならなかった人はどんなにか大変なめにあってきたのかと思うのです】
私が日本を出てパリに移り住んだのは1989年でした。同じ年の6月、中国では天安門事件が起き、ドイツではベルリンの壁が崩壊しました。
天安門事件の後、言論の自由を求めて国を出た中国のひとびとがいました。
またベルリンの壁があった時代、自由を求めて命がけで東ドイツから西ドイツに移った人々や、その途中で命を落とした人々も大勢いました。
私は自分の意志で日本を出たという、いってみれば平和な理由でしたが、理由がなんであれ自分の生まれ育った国を出た人々には常に共感を感じてきました。
外国に住むのは大変なことです。言葉も習慣も違う、家族も友人もいない環境にひとりで飛び込むんですから。
やむなく、もう自分の国に住めない色々な事情ができて、国を出る人々は何百万人もいます。それは一体どれほど大変な決意だったことかと思います。難民になりたくてなる人はいないのではないでしょうか?
できることなら、自分の暮らしをそのまま続けたかったんではないでしょうか?
11月のスイス発オンラインセミナー 地球市民塾 「世界と関わってきた人たちと話そう」シリーズ第5回では、そういう人々を支援する人々に焦点を当てます。
「自宅で難民と暮らすって?ー理解は経験から育つ」
インスピレーショントークはジャーナリスト、エッセイストの長坂道子さんです(写真)。
ヨーロッパにたどり着いたものの住む場所のない難民がドイツには大勢います。
その人々を支援しようと自宅に受け入れるドイツ市民もまた大勢います。
長坂さんはそんなドイツの人々をインタビューし「難民と生きる」という本に纏められました。
取材を通じて長坂さん御自身も変化したとおっしゃいます。それはどういう変化だったんでしょうか?
私たちも長坂さんとお話ししながら体験してみませんか?
難民は日本人にとってもよその出来事ではありません。私たちはこの課題にどう取り組めばいんでしょう?ドイツの人々の経験にヒントがあるかも知れません。
よかったら長坂さんの書かれたこちらの本もご覧になってみて下さい。
「難民と生きる」(新日本出版社、2017年3月刊行)
11月11日 土曜日
日本時間 18:00 – 19:30 /スイス 10:00 – 11:30
定員20名です。
詳しいプログラムとお申し込みはこちらへどうぞ
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https://goo.gl/DqjsPX
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