遠慮の功罪
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【文化の違う人との交流は自分への気づきを促します】
今回(2018年3月10日)の地球市民塾もまた凄い熱量を出しました。
人と人との違いに耳を傾け合い、認め合い、受け入れ合い、その中から新しいものを作っていきたい!ーーそういう熱意をお持ちの方がたくさんおられると、確信を持って感じられました。
でもどこでもその気持ちの通り行動できるか、となると、そこにはためらいが残るようです。
日本人の、遠慮するとか、他の人の内心を推し測り自分の出し方を調整するというのは、世界的に見ても非常に高度なコミュニケーションのテクニックと思います。
反面、そういう気持ちが自身を縛ることになっていないでしょうか?
職場の同僚が互いに遠慮して休暇を取らない日本人、だから一斉に休暇をとれるようお盆や連休の休みを政府が奨励するという、今回のゲストスピーカ−、ウィーランドさん(ドイツ人)の見方は的を射ていると思いました。
大半のドイツの人々はそれぞれが休暇の時期を決めて職場を離れるそうです。その間、休暇中の人の仕事は同僚がカバーしている。そういう意味で「お互い様」なのだそうです。
日本と対照的ですね。どちらの人々も同僚のことを考えているのですが。
でも日本の社会はこのままでいいんだろうか?
どう変わればいいのでしょうか?
文化の違う人々との交流を通して、そういうことを考え続けようと思います。
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学びのポイント: 同じものを見ても、人の感じ方は百人百様だ。ましてや外国人ならなおさら。赤ん坊のように素直に相手の言葉に耳を傾けてみよう。それを1000回繰り返そう。何かが見えてくる。
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