30年ぶりに戻ったら (32) –暑いからストッキングをはく日本の夏、この矛盾
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【猛暑の日々、その矛盾について】
パリで初めての夏、女の人たちがストッキングをはかないことに気が付いた。素足に直接靴を履く。その美しさに惹かれて私もマネをした。
以来30年間、夏にストッキングを穿いたことがない。
日本に戻ってこのところの猛暑。朝からミンミンゼミの声と共に、湿度の高い空気がウワーと押し寄せる。
ストッキングを穿くなど考えもしないで、素足で外出した私。その間違いに気づくのに時間はかからなかった。電車でも建物でもうっかり通風口の下に立とうものなら足が冷えること!日本では乗り物もオフィスもギンギンに冷房が効いているのだ。
そりゃーそうでしょう、この暑さだ。
しかし風邪をひいてはたまらない!😲
手近のコンビニに飛び込んでストッキングを買い、体温を防衛した。真夏にストッキングが必要というこの矛盾。
空気のカラッとしたヨーロッパの街では冷房はまずいらない。昼間は暑くても日陰は涼しい。朝夕の気温は20度そこそこだ。だから素足でいける。
これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。
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学びのポイント:暑さ寒さを凌ぐには、そこに住んでいる人々のすることをまねるのが、ほとんどの場合、一番良い。
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