30年ぶりに戻ったら (130) — 偶数と奇数、番地のはなし

【部屋が番号順に並んでる?!】

先日こんな、研究室がずらっと並ぶ廊下を歩く機会があった(写真)。

わたしの訪問する研究室の番号を見つけようと、入り口にかかった番号を目で追い始めて「え!?」

番号順に並んでいる!

正確に言うと偶数と奇数が廊下の同じ側の列に並んでいる!151, 152, 153, … という具合。

ああいけない、ここは日本だった。

わたしの知る限り、ヨーロッパではホテルや病院などの部屋も、道路に沿った番地も、廊下(道路)の片側に偶数番号が並び、反対側に奇数番号が並んでいた。初めはヘンだと思ったが、いつの間にかすっかり慣れた。

そういう習慣の付いた目で見ると、偶数と奇数が交互に出てくると「おや?」と思ってしまうのだ。

わたしの頭が日本向けにスイッチしていないというだけの話である。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:あなたにとって疑う余地のないほどアタリマエのことが、そうではない国はいくらでもある。今日はそういう例を一つ見つけて楽しもう!

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