30年ぶりに戻ったら (166) — 自転車とヘルメット
【日本には私の頭に合ったヘルメットがある!】
スイスでは自転車に乗るときヘルメット着用は義務だった。老若男女、ヘルメットを被って自転車に乗っていた。
日本に戻ってビックリ。街で自転車に乗る人は多いが、誰もヘルメットを被っていない。
あ、いたいた!小さな子供たち!
とと、、その子供を乗せてママチャリを漕ぐ元気な母親はヘルメットを被っていない。😳
同じ自転車に乗りながら、子どもは危険で自分は安全?
わたしは最近自転車を買ったが、そのお店にわたしがかぶれるようなヘルメットは置いてなかった。レース用の自転車に乗る人が被るような、いかついモノばかり。
わたしは自転車に乗るとき頭になにも被らないと頭がスカスカするようで怖いのだ。スイスで身につけた習慣のなせるわざだろう。そこで、今まではハイキング用に買った帽子を被っていた。
今日、別の大きな自転車店に行ったら女性が街でかぶれるヘルメットがあった。
さすがは日本製!軽いうえに、形も横に広い私の頭を包むように出来ているではないか!
スイスでは頭が前後に細長いヨーロッパ人用のヘルメットしかなかった。私がヘルメットをかぶると、金の輪に頭を締め付けられる孫悟空状態になった。
ああ、嬉しい。日本には私の頭に合ったヘルメットがある!
これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント: 日本に来れば日本人の体格に合ったものがあるのだ。ああ、それにしても私の頭の横幅が広いことを、ヨーロッパのヘルメットが教えてくれるとは!
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