30年ぶりに戻ったら (36) — 東京て眠らないの?
あなたがなぜ外国のビジネスパートナーとスイスイ仕事を進められないのか、目からウロコの理解と気づきが得られる異文化理解コーチング、外国企業との交渉を支援するパートナー、
経験豊かなヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスにようこそ!
私たちのサービスは、こちらをご覧ください。
*******************
【ついにNYCなみになったか、東京】
この看板を見たとき、東京もついにNYC並みになったかと思った。眠らない街Big Apple、眠らない街TOKYO、なんてね。
都会とは忙しいところである。
それで思い出した。ジュネーブは早寝なのだ!
1994年2月、この街に引っ越してきて驚いたことの一つがレストランの閉店時間。
ランチタイムの後は14時を過ぎると店を閉める。たとえ開けていても、暖かいものは食べられない。一旦キッチンを閉めるからだ。
夕方6時頃に再び店は開く。ところが午後10時をまわると再びキッチンを閉める。その日はこれでお終い。
ジュネーブ市が歴史遺産として観光名所にしている旧市街の有名レストランでもこうなのだ。
金曜日の夜10時にキッチンを閉める、それも街で一番賑わうべきところで???初め私には信じられなかった。
ジュネーブに来る前にパリに住んでいた。そこでは午後9時頃にやっとレストランの席は埋まり始め、10時頃からテーブルの空気が暖まるものだった。
ところで17時から始まる東京の夜マックを利用するのはどんな人々なんだろう?パリの人々は夜10時を過ぎても食事を楽しむけれど、同じ食事でも夜マックには集わないだろうなあ。
これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
学びのポイント:ジュネーブの人口は東京都の品川区ぐらいのもの。夜の賑わいは期待できないが、1日にメリハリがあるともいえる。ものは考えようということで、人生は続く。
*************************
無料メールマガジン(メルマガ)を発行しています。ここではブログに書かないことをお届けします。日本人の気付きにくい文化ギャップをめぐる苦労話など、私の30年に及ぶヨーロッパ実体験からくる話ばかり。時には辛口のお話しもあります。他では聴けないと自信を持って言えます。無料メールマガジンの登録はこちらからどうぞ。
*************************
- おなじテーマの人気記事はこちらです→
- 私は30年間欧州で暮らし、目からウロコの日々でした。価値観の逆転、国際ビジネス、ダイバーシティの活用、などをテーマに講演、セミナー、執筆、取材を致します。
- 国内でもグローバル化の進む日本。そんな社会では一人ひとりの違いを価値に変えて仕事ができる人が必要です。そのような人々はあなたの職場を活気づけ成長させる人財でもあります。グローバル人材育成プログラムの詳細はこちらをごらんください。
- 外国の取引先と交渉がうまく進まない、交渉までたどり着けない、どうすればいい?ーー私たちがご支援します。