30年ぶりに戻ったら (54) — クルマが先
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【日本にはこんなものがあるんだ!😲】
あんまり驚いたので写真を撮った↓
飯田橋駅に着いて御茶ノ水寄りの改札口を出ると、こんな光景を目にした。
凄い歩道橋!
広い交差点の上空を巨大な階段と橋がぐるりと取り巻いている。階段だけでエレベータは設置されていない。足の悪い人や、ベビーカーを押す人、車いすの人など、この階段を上れない人々はこの交差点を渡るのを諦めるほかない。
どこかおかしくないか?これ、都心ですよ。
こういう建造物はきっと高度成長時代の、人にちっとも優しくない建築思想の遺物だろう。とは思うが、それが現在に至るまで使われているところが凄い。
それで思い出した。
エジプトやモロッコ、また経済発展著しい東南アジアの国々を旅したときのこと。
砂漠に、街中に立派な道路が走っている。しかし横断歩道が無い。いや、たまにはあるが数が極端に少ないのだ。道路をクルマがビュンビュン走っていく。そこを渡るのは自殺行為だ。歩行者はその道路の反対側に行くためには、遠いところにある信号の付いた横断歩道まで行かねばならない。
こういう国は経済発展や、国土建設に忙しいかも知れないが、弱者にとっては住みにくいだろうと思ったものだった。
東京の飯田橋で、ついそんなことを思い出させられたのだった。
これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。
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学びのポイント:この歩道橋は街に弱者がいるとは考えずにまちづくりのできた時代の象徴に見える。人間も同じだ。あなたの考えはあなたの服装や言動に滲み出る。それならば心を込めて日々を生きたいですね!
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