30年ぶりに戻ったら (73) — 見なおした!日本製のワインの栓抜き
【見かけは安っぽいが、、】
友 遠方より来たる、、スイスの友人みゆきちゃんは私のヨガ先生だ。お正月休暇で日本に一時帰国した彼女は、素敵なお土産を持って来てくれた!😮
お知り合いの方の作ったオルガニックワイン。そのボトルにはみゆきちゃんや懐かしい人々からの手書きメッセージが!!!!😍
こんな心の籠もったボトルは一生とっておこう。
だけど、中身は別。ありがたく頂きますとも。
そこでワインの栓抜きを買いに近所のスーパーに行った。
ところがビックリ!
まず、栓抜きが簡単に見つからない。小ぶりのスーパーの台所用品売り場を2周して、それでもわからず店員さんに聞いて見つけたのがこの栓抜き(写真)。
次に驚いたことは、一種類しかないこと。
更に、この見かけ。取手はいかにも安っぽいプラスチックで弱々しい。値段もスイスフランなら2フラン足らず。信じられないほど安い。大丈夫?
これがジュネーブのスーパーアならどこでも軽く4−5種類はおいてある。それもしっかりした作りで、引き抜き式、スクリュー持ち上げ式など、仕組みも様々。
いやーー食文化が違うんだなあ。
日本人の食卓にもワインが浸透していると聞いていたが、私の住む、東京近郊で住民の高齢化の進む地方都市ではワインは無縁なのかも知れない。
そんな落胆は無用だったと、栓抜きの製造元の住所を見てすぐにわかった。新潟県三条市ーーあの、世界の食器の産地、燕三条ではないか!こんなものまでここで作っているのか😲
確かに握りやすい。これなら力も入れやすそうだ。ワインのコルクを抜くのは結構力仕事だからね。スクリュ−部分の素材も良さそうだ。
ヨーロッパで使っていた、しっかりした重たい栓抜きも安定感があって良かった。でも日本には軽くて丈夫なものがあるんだな。
そんなに良いものが2フランしない値段で日本で買える、、少し考え込んだ。値打ちはそれ以上なのに。そういう値段のつけ方もまた日本的なんだろうか?
これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
学びのポイント: 機能第一で飾りけのない日本製ワインの栓抜き。シンプルなのはいいのだが、重厚なヨーロッパの栓抜きと並ぶとき、これでは見劣りがしてしまわないか?見栄えで損しているとしたら、残念だ。あなたの周りにも、これに似た例はあるのでは?
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
- おなじテーマの人気記事はこちらです→
- 気になっている英会話、いつ始めますか?今です!
カウンセリングとお試しレッスンのお問い合わせ、お申し込みはこちらからどうぞ (40分、2千5百円) - 欧州生活30年の経験をもとに、講演、セミナー、執筆、取材を致します。テーマは国際ビジネスにひそむ見えない文化ギャップ、多文化共生、など。