30年ぶりに戻ったら (95) — 天気予報まで律儀で細やかな日本

【ここまで細かい情報がアタリマエ?】

テレビや新聞で天気予報を見る度に、その細かさに驚く。ここにも律儀で細やかな日本人の性格が表れている!

2時間ごとの降水確率と気温、都道府県単位の風向、etc. ここまで細かい情報を誰もがアタリマエのこととして受け取っているのだ。

凄いなあ、日本て😳

ヨーロッパ生活をパリで始めた頃の事。今でも覚えている、フランスの天気予報は本当に大雑把!フランス全土の地図をポンとテレビ画面に出し、北部、南部、地中海岸と少し離れているコルシカ島ぐらいのことしか言わない。

え、これだけ?

スイスに移っても、テレビや新聞の天気予報では大して細かい事は言わなかった。

スイスで面白かったのは、天気予報が立体的だったことだ。地域(二次元平面)に加えて標高ごと(三次元、高さ)の気温が表示される。確かに、一理ある。2000メートル、3000メートルの高さになると自ずと気温も変わってこよう。

日本は明日は端午の節句、その次の5月6日は、二十四節季によると立夏。日本のこの季節の変化に対する細やかな感性は、やはりゆっくりゆっくり変わる季節の中で培ったものだろうか。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

鯉のぼりが風にはためく。

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学びのポイント:人生は大雑把な情報でも何とかなる、とたまには考えてみるも良し。肩が軽くなる。

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