30年ぶりに戻ったら(109) — 蚊取り線香まで!

【この器用さx夏の気候】

「これこれ!」と思わず叫んだ(心の中だけど)。

これが日本人、日本の夏(写真をご覧あれ)😳

いろいろな清掃用具がキチンと整理されて入れられたワゴン、
そこにぶら下がる蚊取り線香

この器用さ、律儀な整理整頓の精神、
こういうものは日本人でなければ見られないのではないか?と私は目を見張る。

そして今の季節、外に出た途端に襲いかかる無数のヤブ蚊!
湿度も気温も高い、熱帯のような日本の夏だからこそ。

私の住む団地はできて50年以上経つ、相当に古い団地だ。
昔の設計だからだろうか、土地の使い方がゆったりしていて、緑地や樹木が多いのだ。

私はこのぶら下がった蚊取り線香に、そういう場所を清掃する人々の知恵を感じてしまった。

私のジュネーブの家のスイス人の大家さんも相当に几帳面だったが、はてここまで几帳面だったかなあ?🤔

彼我の几帳面さを比べるつもりは無い。気候も植生も皆違う。
ただ、蚊取り線香までこうして清掃七つ道具キットとして上手にパッケージしてしまうこんな知恵には、大したものだと感心してしまうのだ。😲

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント: 律儀で整理整頓の上手い日本人。世界に出るとそれが相当に希なことだとよく分かる。ということは、日本の外に出たら、その土地なりの価値観をまず受け入れる心の準備を。賛成反対の問題ではなく、ここではこうなっている、ということを。

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