英語の話し方、ここを変えると大きく変わる (2) — 英語は暗記科目
【英語のドラマをまるごと暗記】
暗記といっても単語の暗記ではありません。英語のドラマをまるごと暗記するんです。
スピーチでも良いと思います。
わたしが英会話を習いに行ったのは、18歳、大学に入ってからでした。当時渋谷にあった学校に行き始めたのですが、そこは松本亨先生の英会話教育哲学に基づいて教えていました。
それが、“Think in English.” です。
新入生は全員一本のカセットテープ(古い?!)を渡されました。それはアメリカの青春ドラマだったんですが、それを聴くだけで全巻丸暗記するのが最初のチャレンジでした。
わたしはそのテープがたわむかと思うほど何度も聴いては戻し、聴いては戻しを繰り返し、少しづつ暗記していきました。
そうして身につけたチカラが後でどれだけ役立ったことか!
聴いてマネするチカラです。今でもその方法は私にとっては正しかったと思っています。
英語は日本語と文章の構造が全く違います。例えば主語のない英文はありませんが、主語のない日本語の文章は沢山ありますよね。「今度 結婚することになりました」なんて、まったくそう。この文章は英語に直訳できません。誰が言ったことばか分からないから。
英語で話すときの思考回路は、日本語のそれとは別ものです。
だから、日本語に英単語を1対1で対応するように当てはめても、英語にはならないのです。
英語は誰かが話したままを暗記してしまいましょう。それを続けているうちに、脳の中に英語の思考回路、つまり「英語脳」が育ってきます。何かを聴いたら、パッと受け答えのできる反射神経が育ちます。会話のパターンを習慣にしてしまうのです。
こういうプロセスは、赤ちゃんみたいですね。それでいいのです!赤ちゃんは大人のいう言葉を毎日聴いて、やがてそれをマネして自分でも声を出し始めますよね。
新しい言語の前では私たちは赤ちゃんです。あなたも耳で聴いたことをマネして声に出してみて下さい。そして、その練習を続けて下さい。
これだけであなたの話す英語は大きく変わります。
ちいさなことですが、これだけであなたの英語は大きく変わります。
英語脳を育てて、英語で自分を語る自由を獲得しましょう!
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