65/70の日々 — こうすると声が出る、表情が出る!
【試しに立たせてみると】
英語を使って人と話をする、意志を伝えることを実感して貰おうと、英語のスキットを使って毎回の授業で知恵を絞る日々。
2分ぐらいの同じスキットを授業の度に2回見せ、
テープ起こし(?)をしてテキストを渡し、
グループに役を割り振って読ませ(一人だとボソボソ言うだけ)、
わたしが率先して表情をつけて大きな声を出して見せ、
ーーを繰り返して4回目の授業。
段々声にノリが出て来たが、まだ遠慮がち
表情は教科書を読むときのまま、
カバンを持ったり、帽子を取ったりする手足の動作が出てこない。
どうしよう、、、もうワークのネタが尽きた。
そこで今日は思い切って全員起立して
グループでセリフを読ませた。
なんと、声が出る!
楽しそうに読む学生の数が飛躍的に増えた!
数人楽しそうにセリフを読み始めると
それを見て我も我もと続く学生が出てくる
着席から起立しただけなのに、
からだの位置が変わると声も表情も生き生きしてくる
このユーモラスな寸劇を面白がる様子が目に見えて立ち現れて来る
立つと会話の臨場感を感じるのだろうか?
セリフに動作が付くまであと少し。
今日で今年の授業は終わりだが、
来年もこの手でやってみよう!
*** 今年の教訓 ***
スキットは時間をかけて丁寧に導入すべし
リーダー(この場合はわたし)は率先してこの寸劇を楽しむべし
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
- おなじテーマの人気記事はこちらです→
- 欧州生活30年の経験をもとに、講演、セミナー、執筆、取材を致します。テーマはヨーロッパの多文化共生、国際ビジネスにひそむ罠ー文化ギャップ、ダイバーシティとイノベーション、など。