英語の話し方、ここを変えると大きく変わる (14) — カタカナ言葉は日本語です

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コロナウィルスの流行が始まって以来、英語で話すときにもその話題の出ることが増えました。

でも待って!

ウィルスを英語で言うときは、Viruses。Vで始まる発音で、しかもこの名詞は大抵複数で使われます。英語脳で考えると、ウィルスは一個以上うようよしているからです。

ウィルスという概念を指す場合は、The Virusと言います。Virusは単数形ですが、これは一個のウィルスを指すものではなく、概念としてのウィルスを意味します。dすから、ここには定冠詞Theのつくことに注意して下さい。

固有名詞にも注意しましょう。フィリピンは、The Philippines。定冠詞がつき、名詞は複数です。
パリはParis。パリは英語では名詞の複数形がそのまま固有名詞になっています。その昔、今のパリのシテ島に住みついたパリジー人(複数形)が語源になっているからでしょうね。

オランダも英語で言うときには御注意を。The Netherlandsが英語の国名ですが、Hollandとも言われます。Hで始まる名前です。英語ではオランダ、ではないのです。

では、アメリカはどうでしょう?

日本語で言う国名としてのアメリカは、The United Statesです。話し言葉の中では、The USと略されることがよくあります。

アメリカは、英語ではAmericasと複数形です。それは南北両方のアメリカを指すからです。

アメリカ合衆国が大国なので、Americanと言えば、The USの国民を指すことはよくあります。わたしのペルー人の友人はそれを逆手に取って、「わたしはアメリカンです」とよく言っていました。アメリカとは南北両方を意味するから、自分もAmericanだ、と言うわけです。なるほどね。

このように、カタカナになった外国語の名詞は、その時点でもう日本語に変質を遂げています。逆も真なり、ではないのです。

ここに挙げた例はちいさなことですが、これだけであなたの英語は大きく変わります。
英語脳を育てて、英語で前向きに自分を語る自由を獲得しましょう!

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