英語の話し方、ここを変えると大きく変わる (13) — 一回に一つ

【口が覚えるまで練習して習慣を作りましょう】

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前の回で英語を話すときに日本人のやる間違いベスト3を挙げました。

(1) She is one of the best negotiator in her company.

(2) She is a wonderful negotiator, I think.

(3) I continued to admire her negotiation skills.

こんな単純な間違いと思うでしょう?

けれども、実際にはかなりの上級者でもこのミスをしています。特に(1)の名詞の単数と複数形の使い方がそうです。

文法は皆知っているのです。でも、とっさに口をついて複数形が出てこない。

これはもう、日本人が皆持っている日本語脳のなせる技ですから、英語の知識の問題では無いのです。

自分で気を付けているほかありません。この次に英語で話す機会があったら、まず、この複数形を使うことを意識して心がけてみてください。そうやって、実際の会話の中で何度も何度も繰り返して練習して、習慣を作ってしまいましょう。脳では無く、口が覚えるまで。

こうやって、一つ一つ、典型的なミスを潰していきましょう。

英語を話すときは日本語と違い、心のエネルギーが大量に必要です。一つ一つの語彙や時制、言い方などに一瞬にして同時に注意を払わなければならないからです。

だから、一回に一つの、やってしまいがちなミスに注意しましょう。一つだけでいいのです。それだけで、結果が大きく違います。

わたしは英会話上達に高速道路はないと思います。その代わり、地道にコツコツ続けていくと成果が現れます。言葉が身につくのです。

ここに挙げた例はちいさなことですが、これだけであなたの英語は大きく変わります。

英語脳を育てて、英語で前向きに自分を語る自由を獲得しましょう!

日本にも英語を使う機会はあちこちに

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