蜂蜜と目の見えない猫
今朝はお皿に残った月見団子に蜂蜜をたらっと落として、冷茶と一緒に簡単な朝ご飯。
それで思い出した、ウオーキングのついでにAvuilly村の養蜂農家に時々立ち寄って、蜂蜜を買ったこと。
街のお店で売っているものと同じだったが、2フランぐらい安かった。
呼び鈴を押しても不在なのか誰も出てこないことも多い、そんな古い農家だった。
そこにはおばあさんがいて、年を取って目の見えなくなった黒い猫をかわいがっていた。薄暗い、100年もそのままになっているかのような古い台所が、蜂蜜を売る場所だった。
そういう時間の流れていたことを、蜂蜜で思い出した。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
- おなじテーマの人気記事はこちらです→
- 欧州生活30年の経験をもとに、講演、セミナー、執筆、取材を致します。テーマは多文化共生、お互いの違いを資源にするには?など。