蜂蜜と目の見えない猫

今朝はお皿に残った月見団子に蜂蜜をたらっと落として、冷茶と一緒に簡単な朝ご飯。

それで思い出した、ウオーキングのついでにAvuilly村の養蜂農家に時々立ち寄って、蜂蜜を買ったこと。

街のお店で売っているものと同じだったが、2フランぐらい安かった。

呼び鈴を押しても不在なのか誰も出てこないことも多い、そんな古い農家だった。

そこにはおばあさんがいて、年を取って目の見えなくなった黒い猫をかわいがっていた。薄暗い、100年もそのままになっているかのような古い台所が、蜂蜜を売る場所だった。

そういう時間の流れていたことを、蜂蜜で思い出した。

Avully村の麦畑から望むジュラの山々

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