第67回 2023年1月 27日 全国各地にインターナショナルスクールを作る!

インスピレーショントークは、有澤和歌子さん、Denmark株式会社 代表取締役、精華学園通信制高等学校 探究アカデミー東京校 親子の学びアドバイザー、Yoshida flamingo 帽子アンバサダー、です。

キーワード:世界に開かれた日本、インターナショナルスクール、【透明の箱】、心の解放

有澤さんは、働くお母さん歴20年。旅行が御趣味で40か国に渡航されました。2020年にはデンマークのフォルケホイスコーレに留学されましたが、そこで得た気づきをきっかけに2021年3月に会社を設立し、日本の子どもたちが【透明の箱】に気づく教育サービス「Out of Box 」をスタートされました。

現在は、日本国内の学校を日本国内・世界と繋ぎ、子どもたちが箱を飛び出すきっかけとなる授業を企画・展開中。2022年10月よりすべての都道府県にインターナショナルスクールを作る活動を開始されています。

背景にはこんな御経験があるそうです:

・キリロム工科大学(日本人起業家がカンボジアに作った英語でITを学ぶ大学)の東京事務所長をしていた際に、多くの高校生が海外の大学にいきたいと思う芽を持っていたのに、保護者や教員の「日本の大学に行けば十分だ」という言葉で海外進学を断念する光景をたくさん見て悔しい思いをした。

・一人息子が日本の高校を1年で中退し、イギリスのボーディングスクールに編入することが決まったとき、何人もの友人が「(純ジャパの)お前が海外の高校に行けるなら、僕も行けるとわかった」と同時期に退学して海外の高校に転校した。「海外の学校は自分には関係ない」と思っていた生徒・家族が信頼できる情報で簡単に動き出すことを知った。

・その息子がコロナで日本のインターナショナルスクール(UWC ISAK JAPAN)に転校する羽目に。3つ目の高校だ。しかしそこには素敵な大人(起業家・アーティスト他)と触れ合える環境があり、生徒たちがどんどん変態する姿を見て驚いた。周りの環境で子どもたちがこんなにも変変化できると知った。

・変化を起こす、変化を受け入れる、変化を自分のものにすることができる若者は自分らしく生きていくことができる。これは彼らの持っていた能力ではなく、周りの大人や友人からの影響で本人が変わっていったと思う。教育の平等性を考える上で、そのような「インターナショナルスクールはもう特別な学校ではない」と気がつき、インターナショナルスクールのない31県にインターナショナルスクールを作りたいと思った。

有澤さんは現在、日本国内の学校を日本国内・世界と繋ぎ、子どもたちが箱を飛び出すきっかけとなる授業を企画・展開中。2022年10月よりすべての都道府県にインターナショナルスクールを作る活動を開始されています。

有澤さんを突き動かす強い志、「思い」とはどういうものでしょうか?

有澤和歌子さん

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