第52回 2021年10月 23日
スイスの介護看護(フレーゲ)のカタチ〜外国人スタッフとしての取り組み〜
インスピレーショントークは、スイスで介護専門家として働く リッチャー美津子さんでした。
キーワード:スイス、介護、外国で生きる
リッチャー美津子さんは、大阪府のご出身です。
日本で20数年、医療現場で臨床や訪問看護の仕事に就かれた後、行政の技術吏員として介護保険や福祉全般を見るお立場となり、介護保険事業所で管理者やケアマネとして勤務されました。現在は、スイス東部の公立医療型ホスピス、認知症グループホーム併設型高齢者、障がい者介護看護施設に介護スタッフとして勤務しておられます。
国際アロマテラピスト資格取得(International Federation of Professional Aromatherapists), 国際フレーゲ協会を設立して沖縄北部本部町プロジェクトを行っておられる他、リーダーとして社会貢献事業にも御参加になっておられます。
美津子さんからのメッセージ
日本では、どの職場においても思うように仕事を進めると、
「場の空気を読みなさい」「調和を大切に」
「出過ぎる釘は打たれる」「長いものに巻かれなさい」とよく注意をされたものでした。
その日本で出張中のスイス人の夫と出会い、移住しました。
時に文化や習慣の異なる外国で、孤独感や無用感を通り越して生きる強さを身に付けながらも、心の中には小さな穴が空いてるような寂しさが時にズンズンと押し寄せることがありました。
そんな時、自分が外国人として仕事を得られた時の喜び、そして介護スタッフとして施設勤務をすることから私が見出したものとは……
「目の前に居る、誰かの愛してやまないこの人の為のP F L E G E(介護看護)する」
日本を離れ、この気持ちはどんどん研ぎ澄まされていきます。
これからもこの思いを日本で伝えていきたいと思っています。
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