30年ぶりに戻ったら (67) — 寒いのはどっちか?
おどおどせずに外国人と仕事をするためのビジネス英語トレーニングなら
経験豊かなヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスへ!
私たちのサービスは、こちらをご覧ください。
*******************
【寒いのはどっちか?】
私は千葉県に住んでいる。
ここ数日急に寒くなった、、、のではあるが、それを感じるのは家の中だ、外ではなく。
例えば朝。目が覚めると顔が寒い。室内の空気が冷たいのだ。
食器を出そうと戸棚を開けて茶碗やお皿に触ると、ヒヤリと冷たい。
ジュネーブでもパリでも、そんな経験は無かった気がする。アパートはセントラルヒーティングだったので。
私の住む関東地方のことしか知らないが、日本にいると冬は暖かいと思う。
第一、青空がでる!
スイスでは冬は標高2000mぐらい上って雲の上まで行かないと青空は見られなかった。人々が週末にスキー場に行くのは、週に一度青空を見に行くためでもあるんじゃないかと思う。ジュネーブでの冬は、連日どよーーんと低い雲が頭の上までたちこめて、1日中”暗さが”(明るさではない)変わらない日々を送るのだ。週に一度は「人生て良いよな!」と思いたい。
東京とその郊外では12月でもまだ手袋がいらない。人々は薄手のコートを着て、軽い靴を履き街を歩いている。
ジュネーブの冬はただの「寒い」よりも一枚上だ。凍てつくというう語感が当たっている。キチンと防寒したコート、帽子、手袋、足首まである靴はお洒落のアイテムではなく、生きるための必需品だった。
家の中は寒いけど、関東の冬はカラリと晴れて布団が干せるほどだ!だから、ま、いいか。
これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
学びのポイント:私たちのものの感じ方もまた住む場所の気候にかなり影響を受けていると思っておく方が良い。今あることだけが世界の全てではないと知るだけでも気持ちが軽くなるから。
*************************
無料メールマガジン(メルマガ)を発行しています。ここではブログに書かないことをお届けします。日本人の気付きにくい文化ギャップをめぐる苦労話など、私の30年に及ぶヨーロッパ実体験からくる話ばかり。時には辛口のお話しもあります。他では聴けませんよ。無料メールマガジンの登録はこちらからどうぞ。
*************************
- おなじテーマの人気記事はこちらです→
- 欧州生活30年の経験をもとに、講演、セミナー、執筆、取材を致します。テーマは国際ビジネスにひそむ見えない文化ギャップ、ダイバーシティとイノベーション、など。
- 国内でもグローバル化の進む日本。グローバル人材育成プログラムの詳細はこちらをごらんください。
- 外国の取引先と交渉がうまく進まない、私たちがご支援します。