30年ぶりに戻ったら (77) — これがあれば良いな、と思う物
【無いと欲しくなる】
ヨーロッパにあって日本に無いもの
★ 冬場のコート掛け。東京にはレストラン、学校など人の出入りする場所にコートを掛けるものがまず無いことに気付いた。コートを掛ける場所が無いので人々は空いている椅子に置くなどしているが、どうも具合が悪く見えて仕方ない。これは東京だけ?
★ 野菜の水切りカゴ。遠心力を利用した簡単なプラスチック製の器具がヨーロッパには普及している。日本で探したが、驚くほど見つからない。母を見ているとサラダに使うレタスの葉についた水滴など気にせずにお皿に盛っているが。
後日談– 水切りカゴは大規模な100円ショップの300円コーナーで見つけた。結い茹で使い慣れていたものより小ぶりだし材質も弱々しいが、とにかく間に合う。
★ フリップチャート。これは前に話題にしたので以下略。
日本にあってヨーロッパに無いもの
☆ 傘立て
☆ 荷物を入れるカゴ。レストランやコーヒーショップで、テーブルの脇に置いたり椅子の下に入れたりするカゴのこと。
☆ 宅配サービス
☆ 100円ショップ
☆ 日曜、祝日に開いているデパートや専門店
☆ お弁当(お昼に人々の食べるサンドイッチはお弁当とは根本思想が大きく違うのだ)
これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。
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学びのポイント:便利、不便もまた相対的な感覚なのだ。便利に慣れすぎて生活力を衰えさせないことも時には必要だ。
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- 欧州生活30年の経験をもとに、講演、セミナー、執筆、取材を致します。テーマはヨーロッパの多文化共生、国際ビジネスにひそむ罠ー文化ギャップ、ダイバーシティとイノベーション、など。