65/70 の日々 — 飴とムチ

【これが良いかどうかはわからないが】

わたしの後期の試験はグループを組んでスキット(短い英語劇)を演じることである。

このスキットに慣れて来た学生たち。声を出してセリフを読むのが楽しそう。

よしよし、少しづつ声に感情がはいってきたぞ。

どうしてもまだできないのが、体の動き、声の抑揚、帽子や眼鏡などスキットに登場する小道具を使うこと。体の動きと言葉を一体化させたい、言葉は日々のこんな動きに伴って発せられることを体感して欲しい。

言ってもわからない。当然か。

やって見せても手足が動かない。うーーん!

そこで姑息だとは思ったが、伝家の宝刀を抜いてみた。

試験の点数である。

セリフを暗記しない人な○点減点、声に抑揚をつける、セリフに合わせて手足を動かす、小道具を使うとそれぞれ○点加点。

すると学生たちが前よりも少しだけ、真剣にスキットの映像を観るようになったと思うのはわたしのひいき目か?

やっぱり学生は試験の点数には敏感に反応するのだ。

こういう教え方が良いかどうかはわからない。しかし、抜群の動機付けだとは分かった。

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