夫婦げんかに勝とうと思ったら黙ること

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【沈黙は全くの無】

多くの北米人にとって沈黙は全くの無です。それは全くの無関心の表現でもあります。
そこでこんなことが起きます。

その1
表題はカナダにいた頃の友人の友人の話です。
彼女、かなこさんとしましょう、は日本人、夫はカナダ人。夫と喧嘩して埒があかなくなると、かなこさんはひたすら黙るそうです。すると夫はその沈黙に耐えきれなくなり日本人の妻に降参するんだとか。

その2
カナダ留学を始めて間もなくのこと。教室で学生たちが次々と教授に質問します。わたしは「あーー」と傍観するだけでした😳

カナダに長く住み,当時は博士論文を書いていたようこさんにそのはなしをするとーー

「よしこさん、そういうときは何でもいいから手を挙げて質問するのよ。何も言わないでいると、あなたはバカなことさえ質問できない、本当のバカだということになるわよ」

沈黙には意味がない、全くの無、または完全な無関心、と考える人々のいることを、私はこうして知りました。

今、世界にはやむを得ず自国を出て他の文化の中に飛び込まねばならなかった人々が何百万人もいます。難民と呼ばれる人にとです。

11月のスイス発オンラインセミナー 地球市民塾 「世界と関わってきた人たちと話そう」シリーズ第5回では難民を支援する人々に焦点を当てます。

「自宅で難民と暮らすって?ー理解は経験から育つ」

インスピレーショントークはジャーナリスト、エッセイストの長坂道子さん。

ヨーロッパにたどり着いた難民を支援しようと自宅に受け入れるドイツ市民が大勢います。
長坂さんはそんなドイツの人々をインタビューし「難民と生きる」という本に纏めました。
取材を通じて長坂さん御自身も変化したとおっしゃいます。それはどういう変化だったんでしょうか?

私たちも長坂さんとお話ししながら体験してみませんか?
難民は日本人にとってもよその出来事ではありません。私たちはこの課題にどう取り組めばいんでしょう?ドイツの人々の経験にヒントがあるかも知れません。

よかったら長坂さんの書かれたこちらの本もご覧になってみて下さい。
「難民と生きる」(新日本出版社、2017年3月刊行)

11月11日 土曜日

日本時間 18:00 – 19:30 /スイス 10:00 – 11:30
お時間の許す方は放課後もそのままお残り下さい。長坂さんと対話しましょう。
定員20名です。
詳しいプログラムとお申し込みはこちらへどうぞ
↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/DqjsPX

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