英語の話し方、ここを変えると大きく変わる (その19) — 頭で分かっているんだけど、、
【頭で分かっているんだけど、口をついて出てくるのは、、】
日本語ではそれは聴き手の想像に任されているけれど、英語で、話し手がハッキリ言わなければならないことはなんでしょう?
沢山ありますね。
名詞の単数、複数形もそのひとつ。
多くの人がついこう言ってしまいます;
There are many member in my club.
また、複数形の存在しない名詞を使うときに、ついこう言っていませんか?;
I have many information.
どちらの例も、正解はおわかりですよね。
名詞は複数形の場合は語尾に”s”を付ける、とは中学1年生で習います。Manyとmuchの使い分けも習います。
けれども、それは理屈の話。
とっさの反応の要求される会話になるとそれが出てこないのは、なぜでしょう?
頭の中が日本語回路のままだからです。英語と日本語とでは思考回路のOSが違うようなものです。
会話はスポーツと似ています。
慣れた動きと違う動きをするときに、からだが違和感を感じるように、慣れた音と違う音を耳にするとき、あなたの耳と口が違和感を感じるようになります。そうなるまで、沢山英語を聴いて、沢山それをまねして話しましょう。
沢山英語を聴いて耳から体に染み込ませましょう。すると、耳についた言葉が口から出てくるようになります。
量はいつか質に変わります。
ここに挙げた例はちいさなことですが、これだけであなたの英語は大きく変わります。
英語脳を育てて、英語で前向きに自分を語る自由を獲得しましょう!
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